Interview
20年以上の製造経験を生かして、現場をサポートする側に。

供給DIV・設備保全改善DEP
Kさん
1999年入社
Profile
工業高校の工業化学科を卒業後、新卒入社。子どもの頃からお菓子全般が好きで、特にぷっちょを好んで食べていた。学校に届いた求人票の中からUHA味覚糖を見つけ、ぷっちょをつくっている会社と知って応募する。入社後は3つの国内工場をわたり歩き、製造経験を積む。2022年から現職。
私のオススメ商品は

- 忍者めし
携わったことはないのですが、一番よく買う商品です。

Q.担当されているお仕事について教えてください。
生産を担う工場内の設備保全および改善を担当しています。機械の故障対応が主ですが、製造工程でエラーやロスが出ないように現場の声を受けて業務を改善していくのが私たちの仕事です。各現場から社内チャットやメールで届く依頼を、基本的にはメンバー個々のスケジュールや得意・不得意を見て上司が割り振ります。私は電気系統のトラブルを担当することが多いですね。以前は外部の業者に委託していた機械の修理・保全の内製化を目的に立ち上げられた部署のため、溶接加工ができる方、プログラミングができる方、何でもできるオールマイティーな方、商品によってもグミが得意な方や飴が得意な方と、個性豊かなメンバーがそろっています。

Q.知識や経験が必要そうなお仕事ですが、入社から今までどんな経歴をお持ちなのですか? 特別な勉強は必要ですか?
入社時は奈良工場に配属され、おさつどきっの製造を担当していました。手作業でカット済みのサツマイモを準備する作業からはじめ、揚げる工程、仕上げる工程へと段階的に移っていきトータル5年くらいいました。その後は福島工場に異動して、いくつかのラインを経験。約5年後に神戸工場へと移り、2年後には奈良へ戻ってきました。国内の工場はすべて行き20年以上現場メインでしたが、2年ほど前から初めて現場を離れて当部署に配属されサブリーダーを務めています。現場で働いていたときから機械の修繕や新しい機械の導入時に作業を見せてもらったり、PCを使ったプログラミングも見て覚えたりしてきました。セミナーも受講しましたが、ほとんどの知識や技術は働いている中で身についたと思います。今の部署には製造経験がなく活躍されている方もいるので、何でも興味をもって動くことが大切ではないでしょうか。

Q.長年の現場経験が現在の部署で生かされているんですね! 今やりがいになっているのはどんなことですか?
現場から急を要する作業の依頼があり、試行錯誤して解決したときに「ありがとう」と言われると、やはりやっていて良かったなと思います。私が考えた改善案を受け入れてもらい実際に作業が改善したときもやりがいを感じますが、各現場を歩いているときに声をかけてもらえたら、それだけで現場との信頼関係を感じられてやりがいにつながります。機械の故障や大きなトラブルがない限り当部署への依頼を躊躇してしまう方もいますが、信頼関係が築けていれば気軽に相談してみようと思ってもらえるからです。ですから、関わりがある部署の方の日報を見て何か困っていそうならこちらから声をかけるなど、困り事が小さなうちに解決できるよう依頼のハードルを下げることも意識しています。

Q.社内からの厚い信頼が感じられます。今後の目標を教えてください。
より知識を深めて仕事に生かし、「儲かる部署」にしていくことが目標です。そのためには電気工事士や情報処理関連の資格取得を目指しています。資格の中には取得後に会社から手当が出るものや、社内で勉強会が開催されたり受験したりできるものもあり、全面的に取得をフォローしてもらえます。また、各現場・各社員の思いは千差万別で、設備の保全・改善内容は多岐にわたります。一度もしたことがない仕事を自ら勉強して実行し、でき上がったときには成長を感じられるので、これからも現場経験を積み重ねていきたいです。そして「依頼を受けた仕事は最後までやり切る」という部署の合言葉を実践し、アフターフォローまでキッチリとしたうえで現場との信頼関係をより強いものにしていきたいと思っています。

Q.では最後に、UHA味覚糖で働く魅力をお願いします!
当部署はどんな故障や改善の依頼も受けますし、できないことはないくらいのメンバーがそろっています。ですから、何か仕事で困ったことがあったら、その知識と経験を持った同僚や先輩に相談に乗ってもらえる、解決策を提案してくれる仲間がいる、とても心強い環境です。本人のやる気さえあれば、周囲のサポートを得て、やりたいことは何でも実現できる会社だと思います。
また、お菓子が食べ放題なので、お菓子好きにとっては夢のような環境です。特に、新商品や世に出ない試作品なども工場なら出来たてが食べられるので、楽しみになっています。
取材日:2024年10月